宅建受験のバイブル_個数問題・組合せ問題に対応するための過去問題集の選択

宅建受験のバイブル
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ここ数年、宅建試験対策として個数問題への対応についての質問を受ける機会が多くなっています。特に、宅建試験では個数問題の出題数が大幅に増えたことから、個数問題への対応が重要である旨を指摘している指導機関(出版社・資格試験予備校)も多いようですが、アナウンスすることで独学を否定し脅しているだけのところが多く、具体的な対応策を提案できている指導機関は少ない模様です。

梶原塾では、個数問題への対応として、一問一答形式での問題演習をこれまでと同様に推奨しています。一問一答形式の問題演習については、LEC東京リーガルマインド福岡校と大栄国家試験学院天神校で宅建試験対策の講座を担当していた頃からの持論で、当時の講義では、四肢択一形式の問題集を肢単位でバラしてテキストの各ページごとに演習すべき問題を指摘して問題演習するように指導していました。講義の予習に相当な時間を要していましたが、この作業が他のクラスとの合格率の差に出ていたのだと考えています。

四肢択一形式の問題演習では、「どうしても他の肢の正誤との関連から解答番号を決する問題演習」になりがちで、ひとつひとつの出題論点を丁寧に押さえていく問題演習にはならないことが多いです。また、本試験で過去に出題された出題論点の多くについては、再度出題された際には合否を分ける重要問題となりますが、同じ4つの問題構成で四肢択一形式の問題として出題されることはないですから、四肢択一形式の問題演習を行って正解できるようになっても、合格レベルの実力であるとはいえないです。

ちなみに、これは過去の本試験で出題された際の正解率が当てにならない理由の一つでもあります。次に出題される際には、4つの問題構成が変わっているわけですから、少し考えてみると然りの事だと思います。

そこで、梶原塾の過去問解説集は、他の肢の正誤との関連から平易に解答を導き出せる四肢択一形式ではなく、実力で解答を出す訓練を行うことができる一問一答形式を採用することで、難問となる個数問題形式・組合せ問題形式にも対応する事ができるように作製されています。テキストの記載順に一問一答形式に改題した問題が並んでいますから、初学者でも、この問題は何を聞いているのか?という”出題論点を確認する作業”をスムーズに行う事ができます。そして、問題文の本文部分を省略せずに編集することにより、宅建試験で出題される四肢択一形式の問題に対応しながら、肢単位での知識の修得が可能となっています。

宅建試験対策で、通学・通信の講座を受講する場合には、付属するテキストと過去問題集をセットで使用して学習する受験生が多いようですが、独学で市販本を使用する場合は異なるシリーズの基本テキストと過去問題集を使って学習している受験生も多いようです。

この場合、テキストの解説と過去問集の解説の微妙な表現の違いに惑わされることが少なくないですし、項目立ても異なっていますから、使い勝手が悪すぎます。また、それぞれの教材で取り上げられている知識の量や質も異なっています。学習を効率的で効果的に行えるように、わざわざカットして学習対象としていない知識など、教材作製者の意図が台無しになってしまいます。

本試験では、合格基準点以上の得点をすることが目的であって、満点を狙うのが目的ではないはずです。知識の量だけが増えて消化できなかったり、合格レベル以上の学習を強いられることにもなりかねませんから、異なるシリーズのテキストと過去問題集を使って学習することはお勧めできないのです。テキストと過去問集をセットで使用することで、効率的で効果的な学習を実現できますから、できるだけ同じシリーズのテキストと過去問題集を使用するのがベストだと考えています。

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