宅建試験対策の予備校を利用する受験生の場合を例にすると、本試験までの間に、受講生の方に提供される情報(知識)は、膨大な量になります。分類すると、①テキスト ②過去問集 ③答案練習会 ④模擬試験 ⑤まとめ集などですが、①~⑤で提供される情報が全てテキストに記載されているわけではないのです。
したがって、バラバラに分散している情報を効率よく学習するためには、少し作業が必要になってきます。具体的には、たとえばテキストに記載のない知識が②過去問集で登場した場合には、その知識をテキストに書き込んでいって、「テキストにひとつにまとめる作業」が必要になりますし、重複している内容は、整理してひとつにまとめる作業が必要になります。書いてあるものにまとめることができないのに、頭の中にまとめることができるハズがありません!
「過去問は完璧なのですが・・・」と言われる毎年2・3点に泣いている方が典型例なのですが、問題集を拝見させていただくと、ほとんどの場合、問題集の解説欄にマーカーがされているだけで、テキストへの書き込み(情報の一元化)等ができていないことが多いです。
要は、情報の一元化ができていないために、頭の中には知識としてインプットされてはいるものの、過去問と少し違った問われ方(アプローチ)をされるとお手上げ状態になってしまっているという事です。この事は、複数年受験生の方に多く見られる傾向なのですが、予備校を利用されない独学の方にも同じ事が言えます。確実に合格するためには、情報の一元化が必要不可欠となります。
また、僕が、「情報の整理」ではなく、「情報処理」という言葉を使うのには訳があります。合格するために必要でない知識をカットする(処理する)作業が必要になるからです。①~⑤で提供される情報の全てを消化していては、相当な労力が必要になります。本試験の結果が36点であっても、46点以上の得点であったとしても、合格という結果に変わりはありません。
ハッキリ書くと、提供された情報全てについて、まともに対応していたら、一発合格できる可能性はかなり低くなり、再受験という結果になりかねません!宅建試験の出題範囲は他の資格試験と比較しても「かなり広い」と言えます。効率よく確実に合格するためには、必要でない知識をカットすることにより、必要な知識のみをしっかり、メリハリを付けた学習をする事が大事です。・・・つづく
» 梶原塾 講師室


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