令和7年度の宅建試験で結果の出なかった受験生については、令和8年度の宅建試験に向けた対策を講じなければなりませんが、過去問演習の方法と過去問集の選択についてをお題にして2回連載の記事にします。
【過去問演習の方法について】
宅建試験の本試験では基本的に四肢択一形式で出題されますが、四肢択一形式での過去問演習を行っても実力はつかないです。たとえば、四肢択一形式の過去問演習で誤っているものはどれか?という設問の場合に、「肢1と肢2については正しい肢なので、残りの肢3と肢4を比較して、誤っているものは肢4だろう」というような過去問演習を行って正解できたとしても実力はつかないです。
同様に、四肢択一形式の過去問演習で誤っているものはどれか?という設問の場合に、「肢1と肢2と肢3は正しい肢なので、誤っているものは肢4だ」というふうに消去法で解答番号を決するような過去問演習を行っても実力はつかないです。もちろん、本試験では消去法によって解答番号を決しなければならない場面もでてきますが、消去法によって解答番号を決っする訓練を行うのは、直前期になっての模擬試験だけで充分です。
直前期になると、過去問は完璧だと豪語する受験生がいますが、これは四肢択一形式の過去問演習を繰り返すことで正解番号を覚えてしまっている場合が多いです。本試験では全く同じ4肢の組み合わせで出題されることはありませんので、このような過去問演習を行って正解できたとしても意味がないです。
では、どのような過去問演習を行えば実力をつけることがきるのでしょうか。一問一答形式の過去問演習がお勧めです。一問一答形式の過去問演習で、一肢一肢確実に○×の判断をする訓練を行うことで知識を正確に定着させる事ができます。また、令和7年度の宅建試験では、個数問題が11問、組合せ問題が2問出題されましたが、普段から一問一答形式の過去問演習を行うことで、これらの難易度の高い問題にも対応できるようになります。今後もこの傾向が続くと考えて対策を講じなければなりませんので、一問一答形式の過去問演習で、これまで以上に一肢一肢確実に正誤の判断ができるように準備することが大事になってくると考えています。
尚、個数・組合せ問題であっても一肢単位でみれば平易な問題であったり、過去問の焼き直しであったことから、一問一答形式の過去問演習を繰り返し実践したことにより上手く対応できたのではないかと考えています。


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