宅建受験のバイブル_お世辞にも資格試験対策用とはいえない宅建試験対策のテキスト・過去問集 その1

宅建受験のバイブル

宅建の講師をはじめて25年目(令和8年度現在)になりますが、イロイロな宅建試験対策用のテキスト(教科書)に出会ってきました。ひとつ目の大手予備校では、春生用と夏生用の2種類のテキストを使用していましたし、ふたつ目の大手予備校では、あまり好ましくありませんが、春生・夏生共通にひとつのテキストを使用していました。
また、市販本や他校のテキストも参考にするためにできるだけ目を通してきました。

テキストの選択で一番重要な点は、テキストと問題集の解説が同じ言葉で書かれていて、テキストと過去問の解説がしっかりリンクしている事だと思います。テキストでは、かなり際どいところ(=ひとつ間違うと嘘の解説になる)まで、「かみくだいて?」説明しているにもかかわらず、問題集の解説では、「○○条による」で終わっているものが「人気のあるシリーズ」として市販されていたりします。

僕は、宅建の学習には六法は不要だと考えていますし、実際に六法の条文を一言一句解説している宅建用のテキストも存在しないと思います。それなのに、問題集の解説が「○○条による」では、受験生としては意味もわからず丸暗記するほか手段がないのではないかと思います。こういった問題集を使用すると、「過去問は満点・完璧」なのに何故か本試験では不合格となり、あと2・3点などと言って毎年同じ事を繰り返して複数年受験生に陥っている例が多いです。
実際には問題文とその解答を暗記しているだけなので、本試験であと一歩という結果になっているのは、冷静に自己分析して考えれば当たり前の事なのですが・・・。

このような使ってはいけないテキスト・過去問集でも「理解して・・・」などのキャッチコピーが、書籍の帯に書かれていたりしますので要注意です問題集の解説は、出題論点(≒問われている知識)を明確に指摘して、テキストとリンクして同じ言葉で解説されていることが大事です。
そうでなければ、充分な効果は期待できないと考えなければなりません。 ・・・つづく

梶原塾 講師室

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