本試験まで6ヵ月強ですが、まだまだ、学習方法の見直しも可能な時期です。これまでに不合格となった担当受講生に多いパターン①~⑧を列挙します。指導どおりに学習を継続されて、不合格となった受講生はいないハズです。
①過去問演習を一問一答形式ではなく、いきなり四肢択一形式で挑戦する人
大手スクールの委託講義では、配布される過去問集が本試験と同じ四肢択一形式なため、テキストのページごとに該当する過去問の肢番号を指摘していたのですが、これを無視する人やメモを取らない方がおられました。最近は、肢ごとに異なった項目から出題される「複合問題」も多いのですが、まだインプット講義で消化できていない項目の問題演習をどうやって行っているんでしょうか。
②カットした学習項目を独自に学習する人
特に、民法などは、下手に足を突っ込むと泥沼に陥ってしまう項目などがあるのですが、せっかくその旨指導しても、独自に学習される方がおられます。ちょうど、訳わかんなくなった頃に本試験を向かえてしまうことが多いようです。半年程度の学習期間で全項目をマスターできるほど甘くはないです。また、お役所の都市計画の担当者でも「参考書」を見ながらでないと対応できないような知識をマスターできるハズもないですし、合格するためにも、実務でも不要です。
③カットした過去問を独自に演習する人
合格するためには不要と考えられる過去問を肢単位で講義中にカットしていたのですが、一般的なテキストや過去問集の解説欄を読んでも理解できないハズのことを丸暗記しても、役に立たない場合が多いです。
④提供していない予想問題集などを独自に学習する人
テキストにも載っていない、講師の解説もないことを独自に学習しても苦労が増えるだけです。また、解説欄の用語の使い方に惑わされて、同じ知識なのに、異なるふたつの知識としてインプットしてしまう場合があります。本試験で出題されたときは、解答できなくなっている場合が多いようです。
⑤問題文の権利関係を図解しない人
宅建の講師を仕事にしている僕でさえ、簡単に図解しないと「できる」・「できない」などの結論部分を誤答してしまいます。知識としてはインプットされていたとしても、受験生の方が正確に解答できるんでしょうか。
⑥過去問の出題論点チェックをしない人
問題を演習したら、その問の出題論点に赤印などを入れて、足跡を残していく作業を推奨しています。でも、複数年受験生のテキストは、まっさらで綺麗な場合が多いです。テキストに戻って周辺知識まで確認する作業なんて行わないからです。その代わり、過去問集の解説欄はマーカーで何処がポイントなのか判別できないほど真っ赤に汚れていることが多いです。
⑦講義中にマーカーを入れない人
黄色(薄色)のマーカーを推奨しています。キーワードを強調して学習して欲しいからなのですが、その後の過去問の出題論点チェックや独自に入れた濃色のマーカーや赤線などで、直前期には程よく目立たなくなってきます。
⑧「仕事が忙しくて時間が取れなかった」を言い訳にする人
お決まりの言い訳文句です。以前にも書きましたが、仕事や家事などとの「やりくり」が合否を分ける試験なのです。
じつは、不動産業界時代の同僚も部長職になって合格しました。受験申込み回数は12回目だったと思いますが、まともに勉強して受験したのは最後の1回だけだったのは自他共に認めるところです。もうひとり、不動産業界16年目で、未だに合格できていない高校時代の同級生がいるのですが、今年はどうなんでしょうか。進学校の国立理系クラスにいたわけですから、学力的には充分なハズなのですが・・・
ちなみに、僕は2回目の受験で合格しました。余談ですが、僕は、高校時代まではバリバリの理系頭でした。医歯薬系クラスにいてそちら方面を志していたのですが、何故か現在は、法律にたっぷり浸かってしまっています。また怒られてしまいそうですが、どうして、こう、文系?の人の作る参考書なんかは、まとめるのが下手なんでしょうかね。
以上、梶原塾以外の教材を使っている方には参考にならない事もあったかも知れませんが、真面目に宅建受験の指導を行っている指導機関(出版社を含む)であれば、手法は異なっても合格への水先案内人になってくれるハズです。
尚、梶原塾では、過去問を徹底的に分析して、教材を作製しています。今年度版の作製にあたっても、初年度版と同じ工程で地道に作業を行っています。塾生全員が、合格という結果を出していただけるように、この手間のかかる作業を続けていくことがあたりまえだと考えているからです。
>> 梶原塾 講師室


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