就職活動で企業の面接を受ける際には、あらかじめ想定問答集を作成して「準備」するのが常套手段です。また、仕事上の業務報告を行う場合や企画プレゼンする際にも、質疑応答に対応するために、想定問答集を作成して「準備」します。
じつは、宅建試験を受験する場合にも同じことが言えます。本試験での出題に対しては、瞬間的に解答が出せるように「準備」しておかなければなりません。問題文から「この問題は何を問うているのか」を瞬時に読み取って、「知識を当てはめる」作業をおこない、瞬間的に解答が出せるように「準備」することになります。
では、何をどれぐらい「準備」すればよいのかと言う事になりますが、その参考になるのが「過去問題」と各資格試験予備校が独自に集計した「本試験の正答率等のデータ」です。「本試験の正答率等のデータ」を分析すると、合格に必要な「過去問題」と、そうとは言えない「過去問題」に分類することができます。試験範囲に含まれるからと、やみくもに試験範囲の全ての知識についてマスターして「準備」しようとする必要はありませんし、「準備」をしていない「マイナーな知識からの問題」や「難易度の高い問題」について、本試験で出題された場合に正答できる必要もありません。合格者であれば正解してくる正解率の高い問題とその周辺知識について、しっかりとマスターして「準備」しておくことで、合格基準点(合格ライン)を確実に超える得点をすることができます。
令和7年度の宅建試験の合格基準点は50問中の33点(正解率66%)です。難易度の高い問題が多く出題された場合は全体の得点結果が下がり、難易度の低い問題が多く出題された場合は全体の得点結果が上がることから、34点を中心に1~2点の幅で変動しています。
また、宅建試験の場合は、「問題文を読んでその場で考えさせる問題」は出題されませんし、知らない知識についてその場で考えて正答を導きだすことはできませんので、あらかじめ「準備」できていたか否かが勝負となります。したがって、どの知識について「準備」しなければならないのかの分別が、効率的で効果的に学習することができるかを決めることになりますし、合否を左右することになりますし、資格試験対策の教材の良し悪しを決める事にもなります。
>> 梶原塾 講師室


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